HOME >Web気功教室 > 十二正経・経絡 > 8月のツボと経絡
8月7日から9月6日までは、
膀胱の経絡(足太陽膀胱経 (あしのたいようぼうこうけい))弱くなる時期。
膀胱の経絡は、全身を巡り利用された液体は膀胱に集まり、尿となって排泄される。
腎臓と相互関係にあり、ためられた尿は腎臓の働きによって体外に出る。
この経絡が病んだ場合には、排尿困難、排尿小ギア、膀胱系の痛みとして頭痛、
目の痛み、痔などが、病気として現れやすい。
この期間に、有効なツボは以下である。
【主】委中(いちゅう)(膀胱経)
《場所》脚(膝関節の裏側)
《解説》膝関節の裏側で、横じわの中央
【従1】エネルギーを抜く場合・・・曲泉(きょくせん)
《場所》脚(膝の内側)
《解説》膝を曲げた時にできる、膝の内側のシワの頂点で
一番凹んでいる場所。気血(気や血)が泉のように
集まる場所と言われる。
【従2】エネルギーを入れる場合・・・曲池(きょくち)
《場所》腕(外側)
《解説》肘を曲げた時にできるシワの外側、親指側のくぼみ
※エネルギーを抜くか入れるかの判断は、病状が「実」か「虚」に対応して行う。
「実」と「虚」については、別ページにて解説。
1日1~2回各20回ずつ軽く押す。(痛くない程度に)
押す順番は、以下の通り。
この期間に手当てできず、やられてしまった場合は、
4ヵ月遅れの12月頃に症状が出る。