HOME >Web気功教室 > 気の応用知識 > マスターマインドとアテンションの法則
マスターマインドという新しいコンセプトを提案する。
マスターがいるということは従う者がいるけれど、
この場合は他人ではない。
肉体はあなたではない。同一視してはいけない。
同一視しすぎるから他の可能性を見失ってしまう。
「私は末期ガンなんですが、絶対治ると信じます。」
こういう考え方と言葉を言った時、
助かる余地がなくなってしまう。それはなぜか?
あなたは人間であり、ガンではない。
あなたという人間の存在が、ガンという状態にあるだけ。
にも関わらず、これでは存在そのものがガンであるかのように、
あまりに強烈にbe動詞で結びついてしまっている。
「私は人間です。今ガンという状態にあるだけ。」
このように理解する時、人は病気と自分を切り離せている。
同様に、「私は貧乏」というのも、
貧乏があなたの状態に過ぎないにも関わらず、
まるで生まれつき一体化しているかのように切り離せていない。
これは非常に重要なポイントなので絶対に見失わないでほしい。
「Aさんはガン」これがヒーラーの頭の中にある時、治せない。
Aさんがガンになっている。Aさんという人間からガンは剥がせる。
もう1つの間違いやすいのは、
その症状や痛みを「可哀想」とか「同情する」などに
フォーカスしているとなかなか治らない。
それはアテンション(注意)が、反対になっているからだ。
アテンションを向けるのは、治った状況や出来事。
または、Aさんという人の中に神仏がいると思うこと。
痛い、治らない、嫌な気分、などは全てあなたの意識の志向性に過ぎない。
どこに注意を向けているかをしっかり意識するのだ。
実際のところ、実は人はかなりアバウトな生き物。
別の所にアテンションを向けていると、痛かった所が痛くなかったりする。
歯が痛い時もちろん治療をするのは当然だが、
歯が痛いのを感じていることに気づいたら注意を他に向ければいい。
「イタイ、イタイ」などと言うのはもってのほかだ。
リズムに合わせて嫌なことを言ったらより強調されるだけ。
例えば歯が痛くても、目の前でビルが倒壊して生き埋めになりそうに
なっていたらきっと痛くない。気功を訓練しなくても普通にある話。
言語情報とイメージと身体感覚を分散させる。
あなたはアテンションの事実を知らなすぎる。
マスターマインドを作るのだ。状況に流されてはいけない。
三密加持を痛覚から外すように他の注意に作る。
そのために普段からの仕込が大事。
あなたは自分が体と言っているかもしれないが、
実は、体と心はあなたではない。
ゆえに、こう命令したらいいだろう。
「手からエネルギーが出る×3回
患部に命ず。細菌の感染ストップ。これ以上化膿しないように。
神経回路ブロック。痛みを脳につ立てないように。
その組織の損傷、歯肉の損傷、歯根の損傷、エネルギーチャージ。
エメラルドグリーンに輝く。ホワイトメタリックの光が入り細胞修復。」
(手から出るエネルギーの伝授の詳しくはこちらをご覧ください。)
これらはプログラムだ。そして、こういうことを強く行っている瞬間、
あなたのアテンションは治る方向に向いている。
イタイイタイ、辛い辛いという方向よりも、
治っていくべきプログラムのほうに意識の重心を向け、
力強く落ちついて、そのつもりになって主人として肉体に命ずる。
「私は肉体の主人である。私は我が心への主人である。」
こうやってきちんと仕込んでおく。
そして、アテンションを不幸からずらし、幸せに向けるのだ。
それがアテンションの法則。