HOME >Web気功教室 > 気の基本知識 > 気エネルギーのパワースポット「イヤシロチ」
場には、良い場と悪い場の2種類しかない。
プラスの働きをする場を、「イヤシロチ」。
今風だと「パワースポット」と言うだろう。
逆に、悪い働きをする場は、「ケガレチ」。これは気が枯れてしまった場の事。
この言葉が出来たのは、創始者星一氏の星製薬(現在の星薬科大学の場所)星一氏は、
満州時代にスポンサー的に色々な変わった研究者・科学者に投資をしていた。
その理由は、当時満州鉄道という会社が、中国全土に20ほどの鉄工所を作っていたが、
日本で書いたプラントの設計図で、機械も日本製、配置からサイズから工場ごと
みんな同じ規格ににもかかわらず、すぐに錆びる、変形するといった
全然使い物にならない場所が出てきた。
最初は、作業員が手を抜いていると思い、調べてみたが条件はすべて同じ。
その点では差はない。
しかし、ばらつきが出てくる。
いつでも良い製品をつくる工場と、いつでも悪い製品ができる工場が
はっきりわかれた。
人を取り換えてみても、状態は変わらなかった。
その時、楢崎皐月(ならさきこうげつ)という物理学者が、
「場がおかしい」と気づき、実際に磁石で測ると、
北を指すべき磁石が北を刺さない場だった。
そして、彼はプラスの働きをする場を「イヤシロチ」、
悪い働きをする場を「ケガレチ」とした。
彼は何が起こっているのかを細かく突き止めていったようだが、
残念ながら我々が継承することはなかった。
この気功では、プラスの働きをする場「イヤシロチ」
「パワースポット」から、プラスのエネルギーをいただくという考えはない。
逆に、気のボールでその場を豊かにしてほしい。
昨今のパワースポットがブームになるよりずっと前、
熊本県の幣立神宮には、縄文杉のような樹齢何百年の木があり、
そこに行くと癒されると評判になり、日本全国から人が集まり、
縄文杉からエネルギーを奪い取った。
その結果、縄文杉は枯れて倒れた。
天然の素晴らしい気の場所より、私たち人間のほうが力を持っている。
マイナスを出したら汚せるのと同じように、逆もある。
気のボールを使えるようになった人は、
「その場が幸せになるように、あとからくる方が幸せになるように」と
プラスの気エネルギーを置いてきてほしい。